運が悪いと思ってる人におすすめ!「運転者 未来を変える過去からの使者」
大好きな喜多川泰さんの本。
喜多川さんの本は優しい文体で書かれていて読後幸せな気分になれます。
うまくいかないことが重なってどうして自分ばっかり…と考えていた主人公の前に1台のタクシーが止まります。そのタクシーの運転手との会話の中で人生観を変えていくストーリー。
・運を掴むには上機嫌でいる必要がある
・損得から離れて興味のあるものに近づいてみる
・運の貯め方。誰かのために自分の時間を使ってあげる。してあげたこととしてもらったことの差が運
・どんな経験にも意味があると考える。
・自信が持てないなら人と比べるのをやめる
自己啓発本でよく言われてる内容ですが、それを読んだときに頭でわかっていてもなかなか日々の生活に反映させていくのは難しいもの。
こういう小説形式で伝えられるとスッと心に入っていきます。
自分の人生何やってもうまくいかないなぁって人に読んでいただきたい一冊です。
「痩せない豚は幻想を捨てろ」レビュー
ダイエット本。
本の最初にも書いてあるけどこの本には特に目新しいことは書いてないです。
それはダイエットには裏技的近道なんてないから。
食べる量を減らして、運動すりゃ痩せます。
ダイエット失敗の理由を方法論ではなくメンタリティに帰結させ、基本に忠実にコツコツやることの重要さを説いた本なんだけど、そんなつまらなそうな地味な内容でも人気なのは毒舌というか例え話がアメリカンジョーク的で面白いからだろうな。
それを面白いと思うか寒いと思うかは人それぞれだと思うけど書いてる内容に関しては王道ど真ん中。
よくある糖質制限VS脂質制限とか有酸素運動VS筋トレとかそういうものに解を出す気はなくて自分に合うほうが正解というスタンスで書かれてるから太ってる人はこの本読んで、自分にもできそうと思ったものからはじめてみたらいいと思う。
方法論だけでなく、なぜ痩せられないかという心理もちゃんと解説して優しく愛のムチを打ってくれるから痩せたいけどやる気が・・・っていう人にもおすすめ。
自分も4月から6kg痩せたけどダイエットしてて考えてたのはだいたいこの本と同じ内容。
自粛生活で太ってしまって痩せようと考えてる人はもちろん何年もデブに甘んじているKing of デブも一度この本読むことをおすすめします。
打ち上げ花火は下からでも横からでもなく家のベランダから見るのが一番
夏の夕暮れの蒸し暑さと夜風の涼しさが入り混じり、屋台の香りにノスタルジックな感情を抱くのも一興。
そんな気分のひとかけらを味わえることを期待して観たのがこの映画。
前評判、あらすじともに知らない状態で観ました。
先入観を持ってしまう要素をできるだけ排除してフラットな状態で観た感想を、視聴後ネットで検索した感想とすり合わせるのが好きです。社会と自分のズレを感じたり他人の感覚に共鳴できる部分を感じたりすると楽しい。
友達や恋人と映画を観に行って観終わった後カフェで映画について語るっていう人たちの楽しみを友達いない人間でも味わえるんだからいい時代になったよね。
ただもしこの映画を劇場に観に行っていたら
映像は綺麗だったね!
以外の感想がでなさそうで辛い。
「考察書いてる記事見てみて!評価変わるよ!」って言われてもその考察とやら書いてるサイト読んでも時間返して以外の感想がない。
プールに水張ったままプール掃除ってなんだ…
約束すっぽかした友達殴るのはわかるけどビー玉投げるのはやりすぎだろ…
娘の母親の再婚相手の癖に娘の彼氏(っぽい奴)グーパンで殴るとかやべー奴じゃん…
等々ストーリーの矛盾とか行動原理がやばすぎる奴らが出てくるとそこが気になって話に集中できない。
俺はてっきり母親の再婚相手がサイコパスで友達と協力して再婚相手やっつけてハッピーエンドに舵を切るのかなと思ったよ。3度目の結婚ってダメ男にひっかかるフラグじゃねーのかよ。
自己啓発本はもういらない。般若心経のススメ
般若心経 cho ver. [超テクノ法要Remix.] live act (前半) / 薬師寺 寛邦(キッサコ) × 照恩寺(テクノ法要)【@ニコニコ超会議2018】
今まで自分の生活をより生きやすくすることを目標に数多くの自己啓発本を読んできました。もっと余裕を持って仕事ができるようになりたいし、些細なことにイライラせず心穏やかに生きていきたいし、自分と合わない人ともうまく折り合いをつけて生きていきたいと何冊も何冊も読み漁ってきました。
そしてようやくそれらの私の求める答えは仏教にあるということに気づきました。
目次
仏教との出会い
先日出会ったこの本。
仏教の教えを現代風にアレンジした著書。
今まで自己啓発本でも意図的に宗教色が強い本はなるべく避けてきました。
理由は宗教にハマる=信仰の対象にすがる=信仰の対象が己の中で大きくなりすぎて自我が弱い人間にとっては人生を崩壊しかねない毒になるという意識があったからです。所謂カルト信者への嫌悪感から、「宗教=心の弱い人間がハマる胡散臭いもの」というレッテルを自分の中で貼っていました。正直なんで宗教に狂うの?それって洗脳されてるだけなんじゃない?とすら思ってました。私自身は一応家は浄土真宗ということになるそうですが、宗教的行事との関わり合いはお葬式やお墓参りくらいで浄土真宗ってなに?と言われても何もわかっていませんでした。(いや今でもよくわかってないけど。)
この本を読むまでは「仏教=ひたすらとにかくブッダを崇めるもの」と思っていたのですが、どうやらそうではないらしい。人生とは苦しいものであり、それを克服するための教えが仏教らしい。まさに自己啓発。
宗教に否定的だった私が「反応しない練習」を読んで、仏教というものに興味が出てきたので仏教について他の本も読んでみることにしました。
般若心経との出会い
笑い飯の哲夫さんが書かれた般若心経の訳本。
なんで実家が浄土真宗やのに般若心経やねん!(浄土真宗では般若心経は読まない)って突っ込まれそうですが、仏教について無知な私にはお笑い芸人の方が書いてるくらいポップな本のほうが理解が進みそうだし、現時点で特定の宗派を信仰しているわけでもなく、こだわりもないので読みやすそうな本から選びました(きっと仏さまはそんなことに目くじらたてるような器の小さなお方ではないです、多分。)
私が思う般若心経
その解釈は間違っていると言われるかも知れませんが私が感じ取った般若心経の意味をめちゃくちゃ簡略化させるとこうです。
この世のすべてのものは実在しないような不確かなものだ(諸行無常)
悲しみなどの気持ちも本来この世には存在しないし、「こうあるべき」という実際には実在しない価値観に縛られていると思い通りにならないことに心が掻き回されてしまうのでもっとありのままの変化を受け入れるべきだ
この世のものすべてが実在しないような不確かなものであるなら自分と世界の境界線もあってないようなものでお互いに影響しあってたまたま今この場に存在しているだけ(諸法無我)
他人と自分の境界線がないことに気づけばもっと他人に優しくなれるでしょ?
いろいろ簡単にまとめてくれているサイトがたくさんあるけど自分が感銘を受けたのはだいたいこんな感じの内容です。自己啓発本で「他人に優しくしましょう」って言われても「お、おう…」ってなるけど仏教の世界観を理解すれば自然と他人に優しくなれる。心が洗われるような強いインパクトを感じました。やっぱり長年語り継がれるにはそれだけの理由がある。
もしかしたらこれは私なりの解釈なので本来の般若心経の意味とは違うかもしれないけれど、この理解のおかげで私は生きるのが楽になったし、私の心は救われたので、きっと仏さまも「それならよかったんちゃう?」って言ってくれていると思う。
本当に仏教は最強の自己啓発ツールだわ。
痩せたら無敵になれる件
世間の人は外出自粛で太ったなんて人も多いみたいですが、普段から外に出てない引きこもりな自分からしてみたら特に何も変わらないです。
そんな中でも痩せれた理由は2つあって「食べる量が減ったこと」と「運動量が増えたこと」。やっぱりダイエットは究極ここに行き着くのだなと。
間食減らして、お茶碗の白米の量減らして、あとは有酸素運動。リングフィットアドベンチャーは半年やったけど今は完全にやめました。はじめの頃は神ゲーだと思ったけど2,3ヶ月経った頃からいちいち足にベルト巻いたり運動に入る前に停止姿勢で3秒ほどキープさせられるあの動作がテンポ悪くて苦行になってた。結局クリアしたら2周目続ける気にはなれませんでした。
痩せることで身体も軽くなったし、自分に自信がついた。万能感に満ちている。
あともう2,3kg痩せたらもう少し詳しくまとめよう。