今更ながら「君の膵臓をたべたい」を読んだらエモさで死にかけた話
今更ながらKindleUnlimitedで読みました。
いろいろ映画化とかもされてるし、なんか泣ける話っていうのは知ってて、でもそういうお涙頂戴的なのはなんか嫌いなんだよなぁと思って読んでたら最後は大号泣してました。
ストーリーは友達のいない主人公がクラスメイトの女の子が余命宣告を受けているという秘密を知って…という王道もの。
この本何が良いって超エモい。エモいという感情はこの本で学んだ。タイムリミットがある中で少しずつ心を通わせていく主人公たちにエモい以外の言葉はいらない。前半日常パートで後半シリアスパートって泣かせる古典的手法というかありふれすぎてるけど、ずっとこのまま日常パートが続いてくれ…って心から願った。
読後、感動を分かち合おうとAmazonのレビューを読んだけど、中には低評価なコメントもあった。「ラノベじゃん!」とか「エロゲじゃん!」とか「携帯小説じゃん!」とか。彼らの言い分もすごくよく分かるんだけど、それでも僕はこの本が好きだ。